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はじめまして、みんなの疫学統計教室の室長(現役臨床医)です。

「医学統計って苦手」

そう思っている人は少なくないと思います。検定の意味を理解しないといけない、統計に出てくるややこしい数式を理解しないといけない…難しい。

始めは私もそう思っていました。しかし、統計を勉強していくうちに考え方が変わってきました。

私たちは臨床家です。普段の臨床現場から「もっとよい医療ができないか、同じように困っている人を助けたい」というモチベーションで臨床研究をスタートさせます。確かに統計は臨床研究を行う上で避けては通れません。大学病院や研究施設では統計の専門家とタッグを組んで研究をすることができますが、そのような恵まれた環境にいられる人はほんの一握りです。ほとんどの人たちが本やネットで勉強しながら自己流で臨床研究を行っているのが現状です。もしかしたら、やってみたいという気持ちはあっても右も左もわからず、第一歩を踏み出せていない人もいるかもしれません。

そんな臨床家の応援ができればと思い、このサイトを立ち上げました。

私は臨床家は統計を完璧に理解するところを目標としなくてよいと思っています。臨床家の目標は「最低限の知識を習得し、正しく使えるようになること。自身のクリニカルクエスチョンを解決できるようになること。」です。私たちはスマートフォンを使って生活を豊かにしていますよね?でも、スマートフォンの仕組みをわかっている人などほとんどいないと思います。仕組みはよくわかっていないけれど、使える。それで十分ではないでしょうか?医療の発展によって新しい検査や治療ができるようになっている一方で、統計手法もどんどん発展しています。統計の手法を深く理解し、よりよい解析方法を編み出してくれるのは統計家の仕事、臨床家の仕事は自分の臨床経験をこれからのよりよい医療のために還元すること。統計の手法よりもアイディア勝負(有意義なクリニカルクエスチョン)であると思います。

このサイトは臨床家の視点から最低限必要と思う疫学統計の基礎と統計ソフト(SPSS, STATA)の使い方を載せています。ほかにも有用なコンテンツをアップできればと思います。臨床家のみなさんが臨床研究の新たな一歩を踏み出すこと、自信をもって臨床研究を行うお手伝いができれば嬉しいです。

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