SPSSで連続変数をカテゴリー化する(ビン化)

SPSS

連続変数を順位変数にカテゴリー化して検定をすることがあると思います。例えば、年齢を若年者、中年、高齢者に分けたい場合、BMIをやせ、普通、肥満に分けたい場合などがあります。あらかじめ決まっている場合はExcelファイルの段階でやっておくことがおすすめなのですが、解析中に必要になってもカテゴリー化することができます。

連続変数のカテゴリー化(ビン化)

変換➡連続変数のカテゴリ化

図1 連続変数のカテゴリ化
図2 ビン化の設定①

連続変数を選択すると、自動的にヒストグラムが作成されています。ここで、[分割点の作成]をクリック。
等幅の区間で、最初の分割点の位置と分割点の数を入力します。幅は自動的に算出されます。自動的に等幅に分割されてしまいますが、後で変更できるので、ここでは[適用]をクリック

図3 ビン化の設定②

ヒストグラムに分割の位置を示すバーが出てきます。これを手動で動かして設定します。
終点の上限を含めるか除外するかどちらかにチェック。ラベルに自動的に定義が入力されます。
そしてビン化する変数に新しい名前を付けておきます。
確認したら[OK]。
変数のテーブルを確認すると、一番下に先ほど作った変数ができています。

図4 変数テーブル

カテゴリー化された変数の分布を確認する

この変数は他の変数(順序変数)と同様に分析に用いることができます。
記述統計➡度数分布表を用いてヒストグラムが描けました。
描き方はこちら>>SPSSで記述統計 連続変数・名義変数

図5 ビン化後のヒストグラム

コメント

タイトルとURLをコピーしました